近代日本の優生学―“他者”像の成立をめぐって

個数:

近代日本の優生学―“他者”像の成立をめぐって

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 19時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750353180
  • NDC分類 498.2
  • Cコード C0036

内容説明

ある人々を断種手術の対象として見なすのは、彼らが子孫を残すことは共同体のためにならないと判断したからだ。では科学者たちはいかに彼らを“他者”として措定し、手術の導入を正当化したのか?日本で優生学が定着していく様相を描きとった気迫の書。断種手術はいかに「常識」となったか?

目次

第1章 遺伝学と優生学―「進化学専攻」海野幸徳の選択
第2章 接地―加藤弘之、井上哲次郎、永井潜の人間認識と提言
第3章 興隆―優生学、政府調査会答申に盛り込まれる
第4章 洗練―古屋芳雄による生物統計学の応用
第5章 決定―浮上する断種手術
第6章 主流派批判―木田文夫の思想の冒険

著者等紹介

本多創史[ホンダソウシ]
1972年東京生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、福島県立医科大学総合科学教育研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。