目次
第1部 研究課題の提示(本書の目的、背景、問題提起、意義と独自性、構成;インクルーシブ教育の国際的動向と日本の障害児教育政策;インクルーシブ教育に関する先行研究レビュー;援用理論の提示)
第2部 事例研究の提示(事例紹介―大阪市立大空小学校;大空小学校の理念、ビジョン、約束、教育方針、教育実践、学校組織・運営方法、教育手法;大空小学校と地域・外部社会との関係性)
第3部 分析と考察(大空小学校におけるフル・インクルーシブ教育の実現の困難性の克服;実践の帰結としてのフル・インクルーシブ教育;ケイパビリティ・アプローチから捉える大空小学校のフル・インクルーシブ教育)
結論と提言
補論 大空小学校の「命を守る学習」とは―人間の安全保障の視点からの考察
著者等紹介
野口友康[ノグチトモヤス]
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科/学術研究員。特定非営利活動法人予防接種被害者をささえる会代表理事。野口研究室代表。公益財団法人予防接種リサーチセンター評議委員・運営委員。その他これまで厚生労働省予防接種政策関連委員会の委員を歴任。元ロイター通信社勤務。専門:社会学、障害学、インクルーシブ教育、予防接種施策など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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