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崩れた原発「経済神話」―柏崎刈羽原発から再稼働を問う

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  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750345253
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

内容説明

執念の調査報道が明かす不都合な真実。原発を抱える地域から聞こえてくる経済効果への期待。だが、それは果たしてほんとうなのか―。データジャーナリズムと歴史的考察により、いまだはびこる「経済神話」の実態を浮き彫りにする。2016年度石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞公共奉仕部門奨励賞。

目次

第1部 原発と地域経済(かすんだ恩恵;検証経済神話)
第2部 事故の代償(賠償の断面;そのとき、農は)
第3部 電力、首都へ(源流;電力再編;巨大電源基地)
第4部 再稼働を問う(敷かれたレール;再稼働、なんのために;依存せぬ道は)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akio Kudo

1
★★★ 倉本が言っている、未来をゴミ箱に捨てようとしているという発言に心動く。原発の方が火力よりもコストが高いことを有識者が認める構図でも再稼働させようとするのは意味不明。2018/11/16

Hideichi Sekiya

0
素晴らしい取材力ですね❣ 原発誘致の直接的な恩恵は限られた業種・限られた企業であり、間接的な恩恵があってもそれを活かしきれず、今現在の地域経済減速や歯止めのかからない人口減少を招いたのは誰の責任? 2017/07/03

スルメジャコフ

0
原発を考える上で新たな視点を提供してくれる本。マスメディアの仕事の最も大きなもののひとつは、ファクトチェックだと思う。原発に関しては「地域経済に貢献している」と政府も電力会社も経済界も言い続け、そのことが再稼働議論の前提条件となっている。しかし、新潟日報は柏崎刈羽原発の地元を緻密に取材することで、原発が地域経済に何ら貢献していないことを暴き出した。再稼働の大義名分が、実は嘘だったということだ。この本がもっと多くの人に読まれることを願う。2018/04/23

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