人工知能と21世紀の資本主義―サイバー空間と新自由主義

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人工知能と21世紀の資本主義―サイバー空間と新自由主義

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750342924
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0036

内容説明

AI、ビッグデータ、ビットコイン…。爆発的なITテクノロジーの進展によって世界を呑み込むサイバー空間は、新自由主義のラスト・フロンティアだ。シンギュラリティ(技術的特異点)の先に待ち受けるのは「勝ち組」たちのユートピアではないのか。著者渾身のサイバー・リバタリアン批判!

目次

第1部 サイバー空間の現在―オンデマンド経済と労働の破壊(フリーランス(独立した)労働者
コンピュータリゼーション(労働の破壊)
使い捨てられるIT技術者
SNSと刹那型社会の増幅)
第2部 サイバー空間の神学―新自由主義のイデオロギー(サイバー・リバタリアンの新自由主義;ジョージ・ギルダーの新自由主義神学;ハーバート・サイモンと人工知能開発)
第3部 サイバー空間と情報闘争―新たなフロンティアの覇権の行方(企業科学とグローバルな共同利用地の行方;証券市場の超高速取引(HFT)
サイバー空間と情報戦
ビットコインの可能性
スタートアップ企業に見る株式資本主義の変質)

著者等紹介

本山美彦[モトヤマヨシヒコ]
世界経済論専攻。1943年神戸市生まれ。京都大学名誉教授。公益社団法人・国際経済労働研究所理事長。元・日本国際経済学会長(1997~99年、現在、顧問)。元・京都大学大学院経済学研究科長兼経済学部長(2000~02年)。元・日本学術会議第18期第3部(経済学)会員(2000~03年)。元・大阪産業大学学長(2010~2013年)。金融モラルの確立を研究テーマにしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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GASHOW

4
人工知能と21世紀の資本主義。日本の企業は、ビックデータの活用に期待をしているが、AIのビックデータ活用の結果は、まだまだ役にたたないという主張なのが面白かった。ビックデータによる予測はプライバシー問題になるとも警告している。AIによる予測モデルで広告を出し続けられる。経営者に更に有利な時代がくることには違いが無いそうだ。雇用がなくなった人は、マネーの獲得ができなくなるのでギリシャ時代の市民ではなく奴隷の身分になるのかもしれない。2016/04/25

ことよん

1
近未来がどうなっているのか、という話ではあるけれど、経済、社会、歴史等、いろんな方面から書かれていて、面白いけど、難しかったです。色んな面から見ないといけませんね。2017/01/28

やあ太郎

1
主題と副題が逆のではと思う。IT大企業と政府の干渉との闘いが主で、資本主義については、株式資本主義についてサラッと途中数ページと説明があり、タイトルでパッと浮かんだ人工知能により資本主義の内実が変容してる様は読者が推察するしかないような気もした。もうちょっと理論的な話も欲しかった。2016/03/29

オフィス派の宇宙図

1
現代のシンギュラリティ信仰者は、新自由主義的イデオロギーに駆動されており、もしこのままシンギュラリティに突入すれば勝ち組のみのユートピアになるという。現代は新自由主義に対して左派が明確なイデオロギーを欠いている時代としているが、現状の描写ばかりで左派的シンギュラリティ論を確立させていなかったのが残念。現在最も必要とされているものはそれだろうに2016/01/21

たぬき

0
目次にアダム・スミスがでてこないのは、常識だからだろうか? と、目次だけを読んでの感想文2017/08/27

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