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認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750341194
  • NDC分類 778.222
  • Cコード C0036

内容説明

ガイドブックではわからない素顔の台湾。美しい風土に積み重ねられた複雑な歴史、豊饒な文化、多様な社会と人々の息づかいをあますところなく伝える台湾映画を紹介。

目次

1 映画に描かれた素顔の台湾(映画で「台湾と日本」を問い続ける;台湾ドキュメンタリーの力;外省人2世の思い;格差社会の矛盾を突く;「環島」による「認識台湾」 ほか)
2 必見!おすすめ台湾映画はこれだ!(言えない秘密―高校で出会った二人の切ないパラレルワールド;練習曲―自転車で台湾一周をする聴覚障害の若者が見た世界;遠い道のり―「フォルモサの音」を通して近づいた人々の距離;海角七号君想う、国境の南―台北から逃げ出した若手ミュージシャンの再生の物語;Orzボーイズ―大人になりたくない子供たちの成長物語 ほか)

著者等紹介

野嶋剛[ノジマツヨシ]
ジャーナリスト。1968年生まれ。朝日新聞入社後、シンガポール支局長、台北支局長、国際編集部次長などを経て、現在はアエラ編集部所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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nizimasu

3
ウェイ・ダーシェンが監督した「セデックバレ」がきっかけ。その後も「KANO」とか日本の統治時代の作品も撮っていて台湾でもヒットメーカーになっているらしい。台湾の映画は彼の「海角七号」までほとんど「国片」(国産)の映画というのが注目されなかったというがそれでも近年になりアイデンティティを巡る作品やドキュメンタリーもかなり生まれているという実態を元台湾の支局に勤めていた特派員が書いていく。その筆致は冷静ながらも台湾好きなのがつくづくわかる。最後に作品紹介もあるが日本でDVD化されている作品が少ないのが残念至極2015/09/20

及川まゆみ

2
情報としては今手に入る書籍で一番新しいものだと思います。ただ、日本に居て全作品は見られないのが残念です。2015/09/06

がんぞ

2
現在は台湾映画の第三の黄金時代であるという。50年の日帝植民地支配、ついで蒋介石→国民党独裁を経て、李登輝落選(国民党除名)、国民党復権と目ぐるましく変転するなか、未熟な映画産業であるからこそ個人が発奮して資金集めから脚本家までやってのけて、大テーマに国家のアイデンティティーを問う作品が多い。独裁時代金門島の売春婦に刑期短縮条件の女囚がいたのを映画にするなど民進党政権とはいえ大胆。台湾空撮、二輪車本島周回を聾唖者、80歳以上の老人グループがやってのけるドキュメントが劇場で大ヒット。最近は対岸との共同制作も2015/04/09

みゆき

1
何度か台湾に旅行したが、未だにイメージがつかめないため、映画から入ろうと参考の為購入。筆者が朝日新聞記者ということで色々心配でしたが大丈夫でした。何作か映画は見たことありましたが、やはり、ピンとこなかったので、この本で紹介されているのも見ようと思います。2015/06/07

勉誠出版営業部

1
野嶋剛さんの『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』を読了。台湾の映画を軸に、社会や政治を取り巻く状況を解説した一冊。掲載されている映画は1作品しか観たことがないのですが、ほかの作品も観てみたいなと思わせる内容。2015/02/20

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