「原発避難」論―避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで

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  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750335476
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

内容説明

原発事故を受け約15万人が福島県内外に避難し、今も帰る見通しが立っていない。置かれた状況は多様であり、問題は深刻化している。長期的避難を前提とするセカンドタウン構想をも視野に入れながら、見えざる「難民」たちの実像を追い、故郷再生の回路を探る。

目次

第1章 東日本大震災と原発避難―避難からセカンドタウン、そして地域再生へ
第2章 ある聞き書きから―原発から追われた町、富岡の記録
第3章 全村避難をめぐって―飯舘村の苦悩と選択
第4章 原発避難と家族―移動・再会・離散の背景と経験
第5章 大規模避難所の役割―ビッグパレットふくしまにおける支援体制の構築
第6章 首都圏への遠方集団避難とその後―さいたまスーパーアリーナにおける避難者/支援者
第7章 「ホットスポット」問題が生んだ地域再生運動―首都圏・柏から岡山まで
第8章 いわき市における避難と受け入れの交錯―「オール浜通り」を目指して
第9章 「難民」として原発避難を考える
概説 原発周辺自治体の避難の経緯

著者等紹介

山下祐介[ヤマシタユウスケ]
弘前大学人文学部准教授などを経て、首都大学東京都市教養学部准教授。都市社会学・地域社会学・環境社会学専攻

開沼博[カイヌマヒロシ]
東京大学大学院学際情報学府博士課程。社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mealla0v0

1
取り急ぎ開沼論文だけを。避難者を「難民」として捉えることが主眼とされている。3・11は、国民の時代から難民の時代へ、科学万能主義の瓦解、このふたつによって基礎づけられた共同体の崩壊といった変化を生み出したと言う。その上で避難の諸相を見つめる。開沼は避難を社会的行為だとして、「個人的な避難」を取り巻く状況を概括する。個人的避難者は逃亡者/余所者という地位を強制されている。避難自体が「特別なこと」となっているのだ。つまり、社会関係資本・経済資本・文化資本の有無や優劣が表面化するのが個人的非難なのだと。重要だ。2018/01/16

しょうぺいん

1
原発避難という出来事は、これまで信用してきた国家や科学、それらに寄り添って存在してきた共同体を問い直すきっかけにしなければならないと思う。2012/06/21

tu-ta

0
読み終わった日は推定。図書館の本。 メモは http://tu-ta.at.webry.info/201211/article_4.html2012/11/10

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