盲ろう者として生きて―指点字によるコミュニケーションの復活と再生

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  • サイズ A5判/ページ数 507p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750334332
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

目次

第1部 盲ろう者研究と本書の性格(「盲ろう者」という存在と先行研究の概況;本研究の目的と方法)
第2部 福島智における視覚・聴覚の喪失と「指点字」を用いたコミュニケーション再構築の過程(出生から盲ろう者になるまで;失聴―盲ろう者として生きる)
第3部 分析と考察(文脈的理解の喪失と再構築の過程;根元的な孤独とそれと同じくらい強い他者への憧れの共存)

著者等紹介

福島智[フクシマサトシ]
1962年生まれ。専門は障害学、バリアフリー論。9歳で失明、18歳で失聴し、全盲ろうとなる。東京都立大学(現・首都大学東京)大学院人文科学研究科教育学専攻博士課程単位取得。現在、東京大学先端科学技術研究センター教授。博士(学術)。社会福祉法人全国盲ろう者協会理事、NPO東京盲ろう者友の会顧問、世界盲ろう者連盟アジア地域代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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pierre-morgan

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9歳で失明,18歳で聴力も失い盲ろう者となった自身の経験を分析・研究の対象とした,究極のコミュニケーション論。著者の18歳の時の体験発表の一節が,今日の社会的状況を思うとき,特に心に響きます。「僕は盲ろう者です。目が見えません。耳が聞こえません。しかし,それは逆の意味で,うわべにとらわれがちな,社会の価値判断の基準にしばられにくいということも意味していると思います。」2011/10/30

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