内容説明
国際結婚で大変なのは国籍が違うことで生じる煩雑な法律や手続きです。知らずに放置しておくと、法的に認められず権利を失ったり、深刻なトラブルに巻き込まれたりすることがめずらしくありません。本書は国際結婚にまつわる不安や悩みを解消する一助にと、日本の法律や手続きを一通り紹介し、婚姻、子育てから遺言までの基本的な情報をまとめてあります。
目次
第1部 外国人との結婚(婚姻の手続き;戸籍と住民票;国籍と帰化)
第2部 外国人配偶者と日本で暮らす(日本に入国する;日本人の配偶者の在留資格;外国人登録;日本で働く;暮らしと行政サービス)
第3部 子ども(子どもの国籍;出生後の手続き;子どもの成長と教育)
第4部 離婚と死別(離婚;死別;国際結婚に関わる法文)
資料編 国際結婚に関わる法文
著者等紹介
田代純子[タシロジュンコ]
鹿児島県出身。国立リヨン美術学校教養課程修了。仏検1級、通訳ガイド免許、DALFC2取得。1973年より5年間をフランスで暮らし、フランス人と結婚。その後日本に帰国し、1982年「国際結婚を考える会」の活動に参加。以来世話人の一人として運営を担う。30年間の結婚生活の後、2009年に離婚。現在も会の一員として国際結婚に関わる問題に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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