目次
序章 小型の多民族社会―マイトシップから文化多元主義へ
1 政治
2 経済
3 ブッシュ・カルチャー
4 ビーチ・カルチャー
5 スポーツ・カルチャー
6 民族のサラダボウル
7 アジアとの共存
8 最新の動向
著者等紹介
越智道雄[オチミチオ]
1936年愛媛県生まれ。明治大学名誉教授。城西大学大学院非常勤講師。中京大学大学院非常勤講師。日本翻訳家協会評議員。主に米豪の比較文化を軸に、1960年代カウンターカルチャーおよびその延長として文化多元主義の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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活字の旅遊人
4
オーストラリア編は、一人の著者によるものだった。白豪主義からの大転換。
たんちん
1
先日読了したQ&Aと比較して、深くからの視点が多かった。大いに勉強になるが、「ちょっと知りたい」程度の欲求で読むなら、ややとっつきにくいかもしれない。 また、この手の本は、やはり出版されてから年月が経つと、最新の状況を反映した論旨なのか、やや心配になってしまう。2020/01/08
はぎはぎ
1
オーストラリアを訪れるお供として携行。ぱらぱらと興味のあるページをめくりながら、オーストラリアの事情について触れてみた。直接自分が訪れた地域に関係ないものも多いが、それはそれで。遠く離れて読むよりも実際にその地で読む方が何となく味わい深い気がした。2019/02/17
蟹
1
けっこう著者の政治的な意見が出ているとは思うが、それも含めてオーストラリアの内情を描き出しているように思う。保守的なようでいて、突然開放的になったりする。不思議な国だし、不思議と魅力的でもある。2018/10/30
Sota
1
入門編として読みました。共和制運動や移民に関する部分は刺激的で勉強になりました。2017/09/06