目次
序章 「若者と貧困」を語ること
第1章 ライフストーリー―絶望と希望
第2章 加速する生活と生存の危機
第3章 若者の貧困と社会―場と議論の交差する地点
第4章 世代論を編み直すために―社会・承認・自由
終章 いま、ここからの希望を―参加とつながりが人生と社会を変える
著者等紹介
湯浅誠[ユアサマコト]
1969年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長、反貧困ネットワーク事務局長。1990年代より野宿者(ホームレス)支援に携わる。数年前から「ネットカフェ難民」問題を指摘し火付け役となるほか、貧困者を食い物にする「貧困ビジネス」を告発するなど、現代日本の貧困問題を現場から訴え続ける。2008~09年年末年始の「年越し派遣村」では村長を務める
冨樫匡孝[トガシマサタカ]
1978年生まれ。NPO法人自立生活サポートセンター・もやいスタッフ。2006年に自身がホームレス状態を経験し、“もやい”へ相談。その後生活を立て直し、スタッフとして活動を始める。現在は生活保護の申請同行や、電話相談、その後のアフターフォローなどを担う。また、もやい事務所こもれび荘にて、若者当事者のための居場所「Drop inこもれび」を主宰するなど、自身の経験を元に活動に携わる
上間陽子[ウエマヨウコ]
1972年生まれ、沖縄県出身。琉球大学教育学部准教授。学校における人間関係の分析や、生徒文化の分析をエスノグラフィーや統計調査の手法を用いて行っていたが、最近の関心は教育実践・学び論
仁平典宏[ニヘイノリヒロ]
1975年生まれ。法政大学社会学部専任講師。社会保障抑制・削減という文脈における参加型市民社会の両義性、及び野宿問題について、社会学の諸手法を使いつつ研究を行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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