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目次
第1章 へんちゃんができるまで―自分を探して(生まれ出ずる苦労;多動で負傷?;鉄砲玉 ほか)
第2章 今のへんちゃん―自分を見つけた(Dr.Bear(クマ先生)との出会い
いよいよ診察室へ
言葉の鎖 ほか)
第3章 へんちゃんのパートナーより―自分らしく生きる(固い軟体動物;子どもたち、奥さん、そして家族のこと;子どもたちへ ほか)
著者等紹介
笹森理絵[ササモリリエ]
1970年(昭和45)神戸で生まれる。1993年(平成5)4年制大学卒業(考古学を学ぶ)。2003年(平成15)ADHD、学習障害(算数)、アスペルガー症候群、発達性協調運動障害と診断される。2008年(平成20)神戸親和女子大学福祉臨床学科精神保健コース通信教育部在学中。兵庫県LD親の会「たつの子」会員(2006年度教育代表)。大阪ADHDを考える会「のびのびキッズ」県外支部長。「障がい児・者の医療を考える会がじゅまる」会員。NHK厚生文化事業団主催「NHK障害福祉賞」第1部門優秀賞受賞(2005年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
26
「ある程度、クー(ADHDの長男)には障害があると認めた(一般人の)旦那。障害の部分に注目しすぎなくなった(へんちゃんな)私。/気のせいか、育児について意見のぶつかりがなくなったような気がしている。認めることは認め、本人の生きる力を信じること。これが大事なんだろうなあ……きっと。/障害受容まで長い年月はかかったけど、その分、うまくいっている気がする今日この頃……。」(本文より)(コ)2014/01/23
Naomi
14
30歳を過ぎてから、多動・学習障がい(算数)・アスペルガーの診断を受けた、著者「へんちゃん」。子どもの頃の大変さ、彼女の特徴がわかりやすく、楽しく読める本。無理なことにエネルギーを使わずに、長所にかけることで、ますます力を伸ばせ、楽になったし、世界が開けたって。「自分の長所を見る、伸ばすということができるようになってからは、他人も子どももいいところがとてもよく見えるようになった」とのこと。そうだよねぇ。わたしも長所を伸ばすことを心掛けたい。2014/02/14
はんべぇ
5
図書館で借りた本。笹森さんは知らなかったけど、息子と同じ先生にみてもらってるんだーと勝手に近親間^ ^ 当事者さんの話は言葉が不十分な息子を思う時に参考になったりするのだけど、この本は息子よりも自分の方が近いものがあったかも。LDとかADHDとかアスペとかその周辺の方だから。2014/12/11
ひろか
5
帯の裏にあるコメントがおもしろい。 「失敗を笑いに変える」ことができれば、困ることはたくさんあっても楽しく過ごせる。支援十はそういうことかもしれない。 一緒に笑えるように。2011/02/28
pocky
3
発達障害の当事者について、そして発達障害の子育てについて、口語で書かれた読みやすい本。当事者にも、その周りの人も理解が必要だなぁと改めて認識。自己分析してポジティブに考えていこうという姿勢、素敵だなぁって思う。2015/04/06