子どもの貧困―子ども時代のしあわせ平等のために

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  • サイズ B6判/ページ数 385p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750327556
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C0036

内容説明

やっと見えてきた子どもの貧困。あなたは、この不公正を許せますか?

目次

序章 子どもの貧困研究の視角(貧困の再発見と子ども)
第1章 貧困に向き合う・子どもに寄り添う―福祉の現場から(保育の場からみる子どもの貧困―子どもと家族をまるごと支える;児童相談所からみる子どもの虐待と貧困―虐待のハイリスク要因としての貧困 ほか)
第2章 子どもの貧困と家族(家族の教育費負担と子どもの貧困―機会の不平等をもたらす教育費システム;現代家族と子どもの貧困―「孤立のなかにある家族」から「つながり合う家族」へ)
第3章 外国の貧困研究に学ぶ(先進国における子どもの貧困研究―国際比較研究と貧困の世代的再生産をとらえる試み;インドの児童労働問題と子どもの貧困―「危険な労働からの保護」「義務教育の普及」という論理を超えて)
第4章 子どもの貧困克服のための政策試論(人生はじめの社会保障としての子どもの貧困克服―「積極的格差」の原則により「しあわせ平等」を支える)

著者等紹介

浅井春夫[アサイハルオ]
1951年生まれ。東京の児童養護施設で児童指導員として12年間勤務。現在、立教大学コミュニティ福祉学部教員。“人間と性”教育研究協議会代表幹事、全国保育団体連絡会副会長。専門分野は、児童福祉論、社会福祉政策論、セクソロジー

松本伊智朗[マツモトイチロウ]
1959年生まれ。札幌学院大学人文学部教授。専門・研究分野は児童福祉論。子どもの貧困と社会的排除に関する研究、要養護児童の社会的自立に関する研究、子ども虐待問題の日英比較研究

湯澤直美[ユザワナオミ]
1961年生まれ。児童養護施設・母子生活支援施設で10年間勤務。現在、立教大学コミュニティ福祉学部准教授。家族とジェンダーが交錯する領域について社会福祉実践・制度・政策からアプローチしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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