内容説明
日本社会に広がる貧困。当事者の叫びと反‐貧困へと向けた提言を一挙掲載。
目次
第1部 生活―その危機と再生(シングルマザー;多重債務被害者;障害者;高齢者)
第2部 労働―その危機と再生(労働の貧困化;新たな労働運動;セーフティーネット)
第3部 人間―その危機と再生(「生きること」の困難さ;外国人女性;メディアと貧困;人間の再生)
著者等紹介
宇都宮健児[ウツノミヤケンジ]
弁護士。日弁連多重債務対策本部長代行、全国クレジット・サラ金問題対策協議会副代表幹事
猪股正[イノマタタダシ]
弁護士。日弁連生活保護問題緊急対策委員会委員、日弁連多重債務対策本部委員、首都圏生活保護支援法律家ネットワーク共同代表
湯浅誠[ユアサマコト]
NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長、便利屋あうん代表、ホームレス総合相談ネットワーク事務局を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
25
一回貧困の罠にはまると中々抜け出せない事が良く分かります。2016/04/14
左手爆弾
0
2007年に行われた貧困に対する反撃の狼煙となった集会の書籍化。内容はちょっと雑多。この後リーマンショックや派遣切りなど、貧困を巡る環境はますます複雑、苛烈になっていく。ただ、このような「反・貧困」キャンペーンがあったからこそ、年越し派遣村のような活動も行えたのではないだろうか。貧困問題をどう考えるかは人それぞれだが、問題の基礎的な知識としては押さえておきたい。2013/01/19
satoshi_yuki
0
いろんなケースについて、いろんな人が論じている。読みにくい。2010/02/13
mocamoca
0
弁護士が書いた熱いメッセージ2008/07/28