川田龍平いのちを語る

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  • サイズ A5判/ページ数 117p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750325637
  • NDC分類 493.11
  • Cコード C0036

内容説明

実名を公表し、たたかった薬害エイズ裁判から12年。新しい龍平がここから始まる。環境と平和をつなぐ「いのち」。

目次

1 絶望ではなく、希望を―あきらめないで生きたい
2 いのちを伝える―子どもたちに語る(川田龍平さんへの手紙―子どもたちから;引き継ぎ伝えるいのち)
3 薬害エイズのたたかいを政治につなぐ―31歳の決意
4 環境と平和をつなぐ―キーワードは「いのち」
5 地球のいのち―龍平、アフリカへ行く(期待と不安、アフリカへ/グローバル・ヤング・グリーンズ(GYG)
世界社会フォーラム(WSF)/ヴァンダナ・シヴァさん
ワンガリ・マータイさん/スラム街で見た貧困とエイズ/ナクル湖国立公園)

著者等紹介

川田龍平[カワダリュウヘイ]
1976年1月12日、東京都小平市生まれ。薬害エイズ訴訟(東京HIV訴訟)原告。松本大学非常勤講師。人権アクティビストの会代表。龍平学校PEEK主宰

志葉玲[シバレイ]
フリージャーナリスト。平和や人権、環境をテーマに2002年から活動開始。イラクやレバノンでの戦争や、インド洋大津波の被害を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あじ

55
川田さんがHIV患者であると、世に公表し19年の歳月が経つ。血液製剤で感染し国を相手に訴訟を起こした。母親からの告知は10歳の時。幼心に抱えた爆弾は「あと5年」というタイムリミットだった。残酷で苛酷な生き方を背負う。子に課す「生と死」に母はどれほどの苦悩で焼かれたか。子は枕を何度濡らした事だろう。製薬会社、国、政治家の利益追求の癒着体質は今も根深い。年間三万人の自殺者を出す日本。当たり前に生きる事が難しい国となった。「いのちが最優先される社会の実現」川田さんのいのちは明るく未来を灯そうとしている。2014/09/04

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