出版社内容情報
福島瑞穂の新世紀対談』の続編。参議院議員で弁護士の福島瑞穂と、個性派25人から元気がもらえる、楽しい対談集。
対談01 飯田哲也◇「自然エネルギー=環境派=脱原発=左派」のステレオタイプを壊せ!
対談02 石坂啓◇子どもたちに自分が好きになれる大人を見つけてほしい。
対談03 喜納昌吉◇すべての武器を楽器に、すべての人の心に花を。
対談04 若桑みどり◇戦争を避ける唯一の道はジェンダーからなんです。
対談05 中山千夏◇芸能人だって市民運動やるって意地になっちゃった。
対談06 横田克巳◇社会が変わり政治を変える、そして「市民の政府」を作る。
対談07 小林カツ代◇憲法九条がどんな文章かもっと知る必要があると思うの。
対談08 姜尚中◇東アジアの信頼醸成のメカニズム作りを日本は担えるはずだ。
対談09 五十嵐敬喜◇リーダーを自分たちで変えられることが民主主義の一番のメリット。
対談10 松崎菊也◇世の中を揶揄するときはどっかで笑えなきゃいけない。
対談11 加藤周一◇すべての人間社会における価値は生存権だと思うんです。
対談12 斎藤貴男◇戦争をやろうなんてやつは信用できない、人間のクズだ。
対談13 前田知巳◇親がやりたいことを生き生きやっていることが最大の教育だと思う。
対談14 松井やより◇あらゆる暴力に対して女
私はなまけ者である。
また、人と会って話をし、触発されることが大好きである。本を何冊、何十冊読むことも大事だけれど、直接本人に会うと、「へぇっ、そうだったのか」「本当にそうだ」と思うし、こちらの考え方や感覚がゆさぶられる。深い知識や考え方、感じ方をあっという間に共有できるのであるから、こんなにハッピーなことはない。本を読んでいると、その人の声や笑顔が行間から飛び出してくるような気がしてくるので、講演を聞いているような思いがする。
政策について示唆を受けたり、教えてもらうこともあるし、私自身の視野や考え方がうーんと広がったり、変わっていくことも多い。
そんなわけで、忙しい人たちに図々しく対談を申し込み楽しく対談をしている。
親友、友だち、知り合いとの気のおけないワイワイガヤガヤ(?)の対談もあれば、楽しい「未知との遭遇」としての対談もあった。
対談してくださった人の性別、年齢、職業、経歴、思いも実に様々である。
しかし、言葉は違ってもみんな人に対するある種の物思い、時代や社会、政治に対する熱い思いがあった。
私は、そんな熱い思いとの交換によって、毎回すごく元気になっている。(後略)
内容説明
『月刊社会民主』で毎月一回対談をしてきた。そのとき、そのときに会いたい人、話を聞きたい人、話をしたい人に会って、非常に楽しく対談してきた。この本は、その続きの対談をまとめたものである。二五人のステキな人との対談である。
目次
飯田哲也―「自然エネルギー=環境派=脱原発=左派」のステレオタイプを壊せ!
石坂啓―子どもたちに自分が好きになれる大人を見つけてほしい。
喜納昌吉―すべての武器を楽器に、すべての人の心に花を。
若桑みどり―戦争を避ける唯一の道はジェンダーからなんです。
中山千夏―芸能人だって市民運動やるって意地になっちゃった。
横田克巳―社会が変わり政治を変える、そして「市民の政府」を作る。
小林カツ代―憲法九条がどんな文章かもっと知る必要があると思うの。
姜尚中―東アジアの信頼醸成のメカニズム作りを日本は担えるはずだ。
五十嵐敬喜―リーダーを自分たちで変えられることが民主主義の一番のメリット。
松崎菊也―世の中を揶揄するときはどっかで笑えなきゃいけない。〔ほか〕
著者等紹介
福島瑞穂[フクシマミズホ]
1955年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。参議院議員、弁護士、学習院女子短期大学客員教授。弁護士として夫婦別姓選択制や婚外子差別、外国人差別、ドメスティック・バイオレンス、セクシュアル・ハラスメント、刑務所などの問題に取り組む。98年7月の参議院選挙で社民党比例区から出馬し初当選。2001年10月、社民党幹事長に就任。現在、環境・人権・女性・平和を4本の柱にすえて、国会内で活躍中
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