明石ライブラリー
エイジズム―高齢者差別の実相と克服の展望

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  • サイズ B6判/ページ数 422p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750316277
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0336

出版社内容情報

大多数の高齢は貧困で、孤立しており、病気がちなのか? あるいは裕福で健康的な生活をしているのか? 人種差別、性差別と並ぶ年齢差別の実態を社会・文化・政治的側面等から論考し、高齢者への偏見を解明する。

序言
はじめに

第1部 概念
 第1章 序論および基本的定義
 第2章 エイジズムの諸形態
 第3章 年齢の意味

第2部 原因と結果
 第4章 エイジズムの個人的原因
 第5章 社会的影響
 第6章 文化的原因
 第7章 結果

第3部 制度的パターン
 第8章 経済
 第9章 政府
 第10章 家族
 第11章 住宅とヘルスケア

第4部 エイジズムの解消に向けて
 第12章 人間を変える
 第13章 構造を変える
 第14章 改革のための戦略
 第15章 未来

訳者あとがき
付録A 加齢の事実についてのクイズ
付録B 年齢差別的ユーモア
付録C エイジズム関連文献注解(一九九〇年以降)
参考文献
索引


目次

第1部 概念(序論および基本的定義;エイジズムの諸形態;年齢の意味)
第2部 原因と結果(エイジズムの個人的原因;社会的影響;文化的原因;結果)
第3部 制度的パターン(経済;政府;家族;住宅とヘルスケア)
第4部 エイジズムの解消に向けて(人間を変える;構造を変える;改革のための戦略;未来)

著者等紹介

パルモア,アードマン・B.[パルモア,アードマンB.][Palmore,Erdman Ballagh]
宣教師の子として日本で生まれ、アメリカ・バージニア州で育つ。デューク大学で学士号、シカゴ大学で修士号、コロンビア大学で博士号を取得した後(いずれも社会学)、フィンチ・カレッジやイェール大学で教鞭を執る。1967年からデューク大学に勤務し、老年学研究や調査プロジェクトを指揮する。後、デューク大学名誉教授及び同大学加齢・人間発達研究センター上級研究員となり、現在にいたる

鈴木研一[スズキケンイチ]
1943年生まれ。信州大学文理学部(経済学専攻)卒、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。フリーランスの翻訳者として活動。ニューズウィーク日本版翻訳に参加して現在にいたる
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