出版社内容情報
大阪教育大附属池田小学校事件などの影響を受けて、政府が国会に提出した「心神喪失者等処遇法案」を検討しそこに潜む問題点を多角的に検討し、新しい精神医療のあり方を追求する。
はじめに[福岡県弁護士会会長 藤井克已]
第1章 緊急座談会
『心神喪失者などの処遇法案』をどう見るか[池永満/梶原恒夫/八尋光秀]
第2章 市民シンポジウム
触法精神障害者の処遇と精神医療における患者の権利
基調報告 「触法精神障害者」の処遇をめぐる論議の状況[池原毅和]
パネラー発言1 精神科医、精神科病院の立場から[斉藤雅]
パネラー発言2 患者支援の立場から[藤林詠子]
パネラー発言3 弁護士の立場から[八尋光秀]
第3章 研究討論合宿
触法精神障害者の処遇と精神医療における患者の権利
研究討論報告1 触法精神障害者の処遇に関する現行法制度と運用の状況[大神朋子/梶村龍太]
研究討論報告2 触法精神障害者の処遇に関する諸外国の法制と問題点[森尾亮]
研究討論報告3 大阪池田小事件後、何が進行しているか[池原毅和]
研究討論報告4 精神医療の改善方策と司法の課題[伊賀興一]
研究討論報告5 日本の精神医療はこれで良いのか──現状・課題・今後について[田原孝]
研究討論報告6 精神医療改善国連原則から10年──患者の権利の視点から[池永満
目次
第1章 緊急座談会『心神喪失者などの処遇法案』をどう見るか
第2章 市民シンポジウム 触法精神障害者の処遇と精神医療における患者の権利(基調報告「触法精神障害者」の処遇をめぐる論議の状況;精神科医、精神科病院の立場から;患者支援の立場から ほか)
第3章 研究討論合宿 触法精神障害者の処遇と精神医療における患者の権利(触法精神障害者の処遇に関する現行法制度と運用の状況;触法精神障害者の処遇に関する諸外国の法制と問題点;大阪池田小事件後、何が進行しているか ほか)