世界人権問題叢書
福祉国家の優生思想―スウェーデン発強制不妊手術報道

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750313610
  • NDC分類 498.2
  • Cコード C0336

出版社内容情報

強制不妊手術に関するマチェイ・サレンバの1997年8月20日付記事は、「福祉国家」スウェーデンの暗部を明らかにし、世界に衝撃を与えた。人種生物学、優生学、ナチズムといった思想が根づいた経緯、明るみに出てからの政府の対応等、現状を告発する。

第1章 サレンバの衝撃
第2章 サレンバの背景
第3章 サレンバの波紋
第4章 スウェーデン政府の対応
第5章 世界の対応

内容説明

1997年8月20日、スウェーデンの日刊紙「ダーゲンス・ニーヘーテル」がつい最近まであった事実として強制不妊手術の実態を報道した。本書では、発端となった「サレンバの記事」を発火点に、スウェーデンでの各界のおおまかな動向、わけても、スウェーデン政府の取った行動を明らかにした。

目次

第1章 サレンバの衝撃
第2章 サレンバの背景
第3章 サレンバの波紋
第4章 スウェーデン政府の対応
第5章 世界の対応

著者等紹介

椎木章[シイキアキラ]
1949年生まれ。1975年大阪教育大学特殊教育特別専攻科修了。現在、東大阪市立意岐部小学校養護学級教員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。