出版社内容情報
日本の都市下層・寄せ場につながる日雇労働者,野宿者,外国人労働者を対象に,都市下層の今日的変容を分析,研究の課題を摘出する。現代日本の都市下層の社会学的研究の一地平を切り拓くための試み。
第1章 都市下層研究の枠組み
第一部 都市下層の存在様式
第2章 都市下層と釜ヶ崎
第3章 都市下層と寿町
第4章 都市下層と野宿者
第5章 都市下層と外国人労働者
第二部 都市下層の意味世界
第6章 都市下層の研究方法
第7章 寄せ場の差別と意味
第8章 越冬闘争の意味世界
第三部 世界都市と都市底辺
補論1 世界都市とアンダークラス
補論2 マニラの都市貧困層
目次
第1部 都市下層の存在様式(都市下層と釜ヶ崎;都市下層と寿町;都市下層と野宿者;都市下層と外国人労働者)
第2部 都市下層の意味世界(都市下層の研究方法;寄せ場の差別と意味;越冬闘争の意味世界)
第3部 世界都市と都市底辺(世界都市とアンダークラス;マニラの都市貧困層)