アジア・アフリカの障害者とエンパワメント

アジア・アフリカの障害者とエンパワメント

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750311753
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「第三世界」における障害者の自立とは何か。「先進」国からの一方的理論の押しつけや,医療の専門家による障害の克服治療ではなく,それぞれの地域環境に根ざした障害者自身による「開発」を考える。

第一部 序論
 第1章 なぜこの本が?
 第2章 問題点の説明―B・ベンカテッシとのインタビュー
第二部 問題点
 第3章 障害の経験
 第4章 障害の政治学―問われているのは何か?
 第5章 障害と開発―基本
 第6章 社会的活動を目指して
 第7章 言葉と数
第三部 ケース・スタディー
 第8章 ザンジバル島―CBRと社会活動のゼロからの開始
 第9章 ジンバブエ―障害者運動の形成
 第10章 インド―非常に複合的な社会における社会的活動
 第11章 ヨルダンと占領地域―難民キャンプの障害児と働く地域活動
 第12章 レバノン―市民意識の再構築
第四部 結論
 第13章 障害と解放

内容説明

開発に従事している障害者へのインタービューを通して、一般的な見地から障害の社会的、政治的、開発的側面の概要を詳述。そして、選ばれた途上国の具体的な例を通して問題点を説明し、はなはだしく異なった文化や政治のなかでいかに障害に関する社会的活動にアプローチしたかを示す。

目次

第1部 序論(なぜこの本が?;問題点の説明―B・ベンカテッシとのインタビュー)
第2部 問題点(障害の経験;障害の政治学―問われているのは何か? ほか)
第3部 ケース・スタディー(ザンジバル島―CBRと社会活動のゼロからの開始;ジンバブエ―障害者運動の形成 ほか)
第4部 結論(障害と解放)