出版社内容情報
社会教育・生涯学習に，〈人権〉を理論的にかつ実践的に位置づけることをめざし編纂された意欲作。社会教育学会やその関連学会では，人権の視点からの発言や蓄積がまだ少ないだけに，本書刊行の意義は大きい。
第１部 生涯学習時代の人権と解放理論―共生・共育の社会をめざして
１ 生涯学習時代の人権［黒沢惟昭］
付章 学校教育・社会教育と外国籍市民［黒沢惟昭］
２ 近代の超出と解放理論［森山沾一］
第２部 現代人権の諸相
３ 戦後社会教育論と人権［相庭和彦］
４ 女性解放と人権［渡邊洋子］
５ 情報社会における人権と社会教育実践［山田正行］
６ 外国人労働者と人権［永井健夫］
第３部 人権確立の諸実践
７ 障害者学級［大石洋子］
８ 君とこの街に生きる［兼松忠雄］
９ 高齢者のための教室［百瀬勝］
内容説明
本書は、「人権としての社会教育、生涯学習」を理論的・実践的に志向しようとするものである。
目次
第１部 生涯学習時代の人権と解放理論―共生・共育の社会をめざして
第２部 現代人権の諸相
第３章 人権確立の諸実践
