泰緬鉄道と日本の戦争責任―捕虜とロームシャと朝鮮人と

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泰緬鉄道と日本の戦争責任―捕虜とロームシャと朝鮮人と

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750305943
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0036

目次

泰緬鉄道地図
泰緬鉄道の駅・俘虜収容所の所在地
泰緬鉄道の短い解説
1 戦争責任を考える(戦争責任を考える―オーストラリア裁判で明らかになったこと;日本は捕虜をどのように管理したのか;泰緬鉄道のロームシャ問題)
2 歴史と回想をとおして戦争を見る(泰緬鉄道の思い出;ぞうと人間と;鉄道との接点;囚われの旅;一九四六年と一九九一年;加害者の一員として)
3 個人体験から国民体験へ(泰緬鉄道考―個々の人生から国民的歴史へ;泰緬鉄道の朝鮮人軍属;チャンギ未決拘留の体験;捕虜たちの賠償請求―今後の課題;歴史から何を学ぶのか)
資料 泰緬鉄道メモ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くまパワー

1
この本は1991年8月キャンベラのオーストラリア国立大学で開催されたセミナーに基づき論文と証言集である。6人のオーストラリア人元戦争捕虜の経歴や鉄道の捕虜監視員朝鮮人の証言も収録された。戦争経歴から戦後のBC級裁判と日本の戦争責任を問いかける。東京で行ったA級裁判の比べ、BC級裁判は適当な法手続きを踏まず、公判判決処罰が極めて短時間に処理された。そして悲劇を企画し指令した計画者政治家技術者また職業軍人は責任を免れていた。やはり戦争犯罪とBC級裁判を見返すことは必要がある。2022/11/16

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