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塀の中の千夜一夜―アラブ獄中記

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  • サイズ B6判/ページ数 533p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750002323
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

日本赤軍メンバーとして革命の世界に身を投じた著者が、3年間の獄中生活と、その時に勃発した「レバノン刑務所囚人蜂起事件」の真相を分析し、そして、麻薬マフィア一族、政治家と実業家、脱獄常習犯など、多彩な囚人たちを通して、アラブの人々の実態を熱く綴った、迫真のドキュメント。アラブの民族主義と精神風土の真実。

目次

1 陰謀だった逮捕劇
2 ルミエ中央刑務所
3 裁判というショウ
4 穏やかな日々
5 春の祭典
6 アラブの説話主義
7 日本への帰還

著者等紹介

足立正生[アダチマサオ]
1939年5月13日、福岡県に生まれる。日大芸術学部映画学科に入学し、『椀』(61)、『鎖陰』(63)を自主映画として共同製作する。同時に、「VAN映画科学研究所」で、赤瀬川原平、風倉匠、小杉武久、刀根康尚らジャンルを越えた作家達と交流する。やがて若松プロダクションに加わり、ピンク映画の脚本を量産すると共に自身も『堕胎』(66)で商業デビューを果す。一方で、『銀河系』(67)の自主製作、大島渚『絞死刑』(68)への出演、『帰ってきたヨッパライ』(68)、『新宿泥棒日記』(69)への脚本参加、永山則夫が見たであろう『略称・連続射殺魔』(69)を佐々木守、松田政男らと共同製作。1971年、カンヌ映画祭の帰路のパレスチナへの旅による越境のニュース・フィルム『赤軍―PFLP・世界戦争宣言』を撮影製作し、1974年、自らをパレスチナ革命に投じるために日本を旅立つ。1997年にレバノンで逮捕拘留され3年の禁固刑ののち、強制送還される。自由の身となった現在、新たなる映画の理論と実践を目指している

山口猛[ヤマグチタケシ]
1945年12月29日、宮城県に生まれる。劇団状況劇場を経て、映画を中心に執筆活動を続ける。2004年9月3日、心不全で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiratax

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「映画/革命」と同じサイズ、分量。 読ませる。刑務所でマルボロが通貨。2005/11/20

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