内容説明
亡くなった天才コメディアン、アンディ・カフマンをたたえるユニバーサル映画『マン・オン・ザ・ムーン』は、監督ミロシュ・フォアマンと脚本スコット・アレクサンダーとラリー・カラズウスキーという、ベルリン映画祭受賞作品『ラリー・フリント』のチームが送りだしている。パフォーマンス芸術で観客を唖然とさせ、コメディについての見方を一変させた、正体のつかめない人物。この本は、その一人のコメディアンの生き方をスクリーンに再現する経過を詳しく物語っている。映画からのスチール写真のほかに、カフマン家や友人の記録写真もあり、アンディ・カフマンの天才と狂気を丸ごと捉えている。