漱石の東京

漱石の東京

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  • サイズ B6判/ページ数 246,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784657975225
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1095

内容説明

漱石と歩く。綿密な時代考証により東京の旧市内を再現する。

目次

坂と川
趣味の遺伝
坊つちやん
吾輩は猫である
虞美人草
三四郎
それから

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マカロニ マカロン

12
個人の感想です:A-。文学散歩『三四郎』の参考本で借りたのだが、地元の図書館になく、都立図書館からの転送に時間がかかり、間に合わなかった。非常に詳細な調査が行われていて、漱石の小説の文学散歩には役に立つ本。「上野のは三四郎にとっては快適な地になっていない(中略)いつも葛藤が生じるからである。それも美禰子の存在がその発端になっている」という結論はとても納得できる。ただし著者は美禰子悪女説を採っているが、私はそこには不同意だ。本書には以前歩いた『琴のそら音』も詳細に解説されている。今度『我輩猫』を歩いてみたい2023/10/20

マカロニ マカロン

4
個人の感想です:A-。地元の図書館に蔵書なく、都立中央図書館からの借用図書。琴のそら音、坊ちゃん、吾輩は猫である、虞美人草、三四郎、それからに登場する主人公の散歩コースなどについて過去の地図や取材などから丹念に分析している。著者は1929年に夏目家菩提寺の本法寺にほど近い小石川の生まれということもあり、取材や自身の記憶も確かなようだ。『猫』の苦沙彌が寒月と散歩したコース、自宅の駒込から根津、上野、神田。三四郎が美彌子と出逢った三四郎池付近、若い女性が轢死した大久保の野々宮の借家の位置等詳細に特定している2021/04/21

BebeCherie

2
I read all Soseki's books, long and short works, but never thought slopes and streams must have meant so much for describing feeling and emotions. I should go visit the places where the stories went on.2016/01/16

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