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内容説明
本書は二〇〇五年五月に出版された、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座講義録第一巻『報道が社会を変える』に続く講義録の第二巻である。ジャーナリズムとは、ジャーナリストとは何か、を現実の社会の動態とあわせてとらえる観点から編集されている。事件取材という戦場の硝煙の中から姿を現したジャーナリストたちが、こもごも語る生身のジャーナリズム、ジャーナリスト論である。
目次
取材とは何か
1 キャンペーン報道(紛争地取材;「核時代負の遺産」が問いかけるもの;ルポルタージュの「流儀」)
2 調査報道(フォトジャーナリストの条件;「シリーズ検証・C型肝炎」を語る;「鉄路信楽列車事故」を振り返る;顧みられなかった“被害”―ヤミ金融の実像を追って)
3 文化・政治報道(文化ジャーナリズム試論;政治記者OBからみた戦後政治)
著者等紹介
原剛[ハラタケシ]
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。