内容説明
性結合を伴う夫婦。性をめぐる家族の問題について、歴史的・民族的にどう異なるのかを多角的に検証する。
目次
第1部 恋愛・性愛の歴史と社会(『源氏物語』における恋愛・性愛;フランスの恋愛思想―階層関係の歴史と現代の心性;韓国における性と政治;家庭の「性生活」の創出―『性生活の知恵』をめぐって;「過剰なる性」の誤解―ポリネシア・クック諸島の恋愛・性愛をめぐる小察)
第2部 恋愛・性愛のいま(恋愛という文化/性欲という文化;近代的恋愛の不安定性―恋愛現象の社会学的考察)
第3部 シンポジウムから(恋愛・性愛研究のいま―前近代日本史研究分野の成果と課題を中心として)
著者等紹介
服藤早苗[フクトウサナエ]
埼玉学園大学人間学部教授(日本史・女性史)
山田昌弘[ヤマダマサヒロ]
東京学芸大学教育学部助教授(社会学)
吉野晃[ヨシノアキラ]
東京学芸大学教育学部助教授(地域研究)
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