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東南アジア史のなかの日本占領 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 574p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784657011015
  • NDC分類 223
  • Cコード C3020

内容説明

歴史の流れのなかで捉えなおす画期的な研究成果。第2次大戦に際して日本は東南アジアのほとんどを占領した。その実態を資料をもとに全5部構成で検証する。

目次

第1部 統治機構・リーダーシップの持続と変容(日本占領下ジャワの村落行政;ビルマの都市エリートと日本占領期―GCBA、タキン党、植民地高等文官を中心に ほか)
第2部 人的・物的資源の動員と現地社会の対応(日本占領期フィリピンにおける糖業調整政策の性格と実態;占領期東南アジアの日本企業の経営実態―フィリピンのララップ鉱山を中心に ほか)
第3部 日本占領下の文化と社会(日本軍政とインドネシアのキリスト教;インドネシア・ムスリムの日本軍政への対応―ジャワにおけるキヤイ工作の展開と帰結 ほか)
第4部 多民族社会における日本占領(日本のマラヤ占領と華人社会;日本占領下ミンダナオ島におけるムスリム農民の抵抗―タンパラン事件をめぐって ほか)
第5部 近現代史における日本占領―比較と位置づけ(教育に見る日本軍政期の認識―インドネシアの歴史教科書を中心に;日本軍政のインパクトと教訓―シンガポールからの視点 ほか)

著者等紹介

倉沢愛子[クラサワアイコ]
慶応義塾大学教授、インドネシア現代史
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