内容説明
政治環境は変化している!小選挙区制の問題点、無党派層の政党選択など、選挙を多角的に分析して、一票の有効性を問う。
目次
序章 政治環境の変化と有権者の変貌
1章 小選挙区比例代表並立制の選挙―1996年第四一回衆議院選挙の分析
2章 政治家使い捨ての無党派層―1998年第18回参議院選挙と1999年統一地方選挙の分析
3章 有権者の政治離れと異議申し立て―戦後半世紀目の参議院選挙と統一地方選挙の分析
4章 無党派層の政党選択―投票か棄権の意思決定
5章 利益誘導型選挙と田中角栄型政治―“雪国の政治風土”
6章 選挙制度にベストはない―“選挙制度再考”
7章 投票率アップのための試案―自覚と責任なき有権者
8章 政党政治の効用と限界―“政党は時代に遅れてきた!”
9章 日本の政治システムの特色―政官業の複合体
終章 日本の政官民の関係―主権在民の政治へ