内容説明
現代つぎつぎ現れてくる新しい発想のタイプを、パーソンズのパラダイムとの関連、あるいはそれらの批判において、深化させ、そしてまた、わが国における家族の急激な変化と、それがもたらした難しい問題の中で、もう一度パーソンズの示唆に従って、家族の構造と機能を基本的に検討してみる。
目次
第1章 アメリカの家族―パーソナリティおよび社会構造に対するその関連
第2章 家族構造と子どもの社会化
第3章 行為体系としてのパーソナリティの組織化
第4章 パーソナリティのメカニズム、特に社会化との関連におけるその機能
第5章 小規模の意志決定集団における役割分化
第6章 核家族における役割分化―比較研究
第7章 結論―文化的一般性のレベルと分化の過程
著者等紹介
高木正太郎[タカギショウタロウ]
京都教育大学名誉教授
溝口謙三[ミゾグチケンゾウ]
山形大学名誉教授
橋爪貞雄[ハシズメサダオ]
愛知教育大学名誉教授
武藤孝典[ムトウタカノリ]
信州大学名誉教授
山村賢明[ヤマムラヨシアキ]
文教大学教授
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