かわりゆく環境日本生き物レポート
野生動物の首をしめるゴミ

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  • サイズ B5判/ページ数 113p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784652082195
  • NDC分類 K481
  • Cコード C8345

内容説明

身の回りの自然に目を向けてみよう。自然環境は、人の営みの影響から、日々変化し続けている。写真家・宮崎学の最前線レポート。

目次

ヒグマとカラフトマス―つかみ取り自由の魚の宝庫
オジロワシ―DNAに刻印された人間不信
オオルリ―新しい環境にすぐに適応する努力
オカヤドカリ―生物の死にはムダはない
ムナグロ―なぜ、わざわざ南の島にわたるのか
ホントウアカヒゲ―島の北へと追われた真相は
ニホンザル―農業被害をなげく前に
コウノトリ―中国から飛来し、但馬の地に安住
ボラ―白く変色した魚影の意味するものは
アオサギ―工事現場の騒音も気にかけない〔ほか〕

著者等紹介

宮崎学[ミヤザキマナブ]
1949年、長野県生まれ。精密機械会社勤務を経て、1972年、写真家として独立。中央アルプスのふところ、動植物に恵まれた環境を生かして動物写真を撮り続け、『けもの道』を中心とした哺乳類および猛禽類の撮影で独自の分野を開拓。自然と人間をテーマに、社会的視点にたった写真を発表し続けている。1978年『ふくろう』で第1回絵本にっぽん大賞、1982年『鷲と鷹』で日本写真協会新人賞、1990年『フクロウ』で第9回土門拳賞、1995年『死』で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞受賞。2003年、第56回広告電通賞「ポスター広告電通賞」第一部門賞およびJR東日本ポスターグランプリ2003金賞受賞。長野県駒ヶ根市在住。日本写真家協会会員。ホームページ「宮崎学写真館 森の365日」にて24時間の「ライブカメラ中継」、読者参加の「WEB図鑑」「自然&写真塾」を主催するなど、精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

65
人の営みと野生動物の関係が書かれている。近年、人里にたくさん出没するようになったツキノワグマはドングリの実が少ないことが理由ではなくすでに人里が生息エリアになっていること。イノシシやニホンザルの被害が多くなったのは田んぼや畑が放置されることが多くなり彼らが近寄りやすくなったことや、山間いでの犬の放し飼いが減ったことが一因ということ。など最近問題となっている鳥獣被害について考えされられた。原発を背景にしたサギの姿や廃棄されたリンゴを食い散らかすサルなどの写真もインパクトがあった。図書館本2016/04/22

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