よりみちパン!セ
オヤジ国憲法でいこう!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 169p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784652078136
  • NDC分類 K159
  • Cコード C0330

内容説明

いまどきのヤングよ。キミたちのモンモンとする日常を迎え撃つ、アナーキーな人生のルールを伝えよう。オヤジ叫びを心して聴け。

目次

第1条 個性ハ必要ナシ(「自分忘れ」のススメ;個性は捨てるためにあるものである ほか)
第2条 友達ハ大切ナモノニアラズ(友達となじめないのはあたりまえである;友達とは、寂しさを補うだけのものである ほか)
第3条 恋愛ハロクナモノデナシ(顔は、意外と問題の本質ではない;モテることは異常事態である ほか)
第4条 真理ヤ理想ハ幻想ナリ(「幸せ」は、これを勘違いしている;「若さ」は、これを勘違いしている ほか)
第5条 ヤングノ敵ハ隣室ニアリ(あまり気にしなくても、親はすでに死んでいるのです;過保護からの逃れ方 ほか)
オヤジ国憲法補則

著者等紹介

しりあがり寿[シリアガリコトブキ]
1958年、静岡県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業、大手ビール会社に入社するとともに、単行本『エレキな春』(白泉社)で漫画家としてデビュー。以後、次々に作品を発表して漫画家として独立。2001年に『弥次喜多 in DEEP』(エンターブレイン)で第5回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞。シュールな笑いの果てにある「リアル」と「エクスタシー」を日々求めながら、エッセイや芝居、小説やゲーム作りなど多岐にわたって活躍中

祖父江慎[ソブエシン]
1959年、愛知県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科を中退後、グラフィックデザイナー、アート・ディレクターとして活躍しながら、現在、コズフィッシュ代表。すべての印刷されたものに対する並はずれた「うっとり力」をもって、日本のブックデザインの最前線で、小説、漫画、絵本、写真集など幅広いジャンルを手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

28
緩~く楽しく学ぶ青少年版内田先生の教えって感じで、思春期にはぐるぐる考えてしまうであろう自己とか、必要善とか、幸せなんかについて肩肘張らず学べる1冊。子供がもう少し大きくなったら薦めたい。例えば、個性は捨てるためにあるという章の一部分。「オリジナル獲得のためにキリキリ舞するよりも、まずは先人を見習うとか。それで謹んで真似させてもらうとか。」生まれたときからみんな個性的ですからね。うまく生きていくための処世術とも言える本でした。2019/02/13

あかくま

21
NHKラジオの番組『すっぴん!』で高橋源一郎さんが取り上げていらした一冊。 面白かった。すでに「ヤング」って言葉自体が死語ではないかと思うのだが、ヤングたちのありがちな、しかし切羽詰まった悩みに「え?それでいいの?」という意外な切り口で迫る。曰く「友達は大事なものに非ず」とか、「自分の傷に鈍感になるべし」とか。ヤングが読んだら、何か気が楽になりそうな。しかしまあ、実は親世代が読んで「そうそう、そうだったよね、若いってめんどくさいよな」ってことを思い出して、めんどくさい我が子に対応するのに役立つのかも。2014/09/28

しげ

9
学校は「世の中にはいろんな人間がいる」というワクチンを打たれに行く場所、という言葉に「なるほどー!」と思いました。 家族はいつか解散する、という話にはうるっときてしまいました。2013/01/17

しおり

8
引き出しの多い方だなあ。スパッとした口調で、個性は必要ないとか、友達は大切なものにあらず、と語るのでドキドキしたけど、いちいち納得な内容だった。ヤングではないけどこれは為になる。自分忘れをしよう。相手が反論できない言葉は使わないようにしよう。苦手な人がいたらこういう人もいるんだと傍観しよう。オヤジさんマジ尊敬ッス。2014/07/08

しおり

6
図書館に返すまえに再読。こういう大人に、いや、おやじになりたい。2014/07/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20871
  • ご注意事項