よりみちパン!セ
不登校、選んだわけじゃないんだぜ!

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784652078075
  • NDC分類 K371
  • Cコード C0330

目次

1 理由なんて、どうでもいい!
2 矛盾してても、ぜんぜんいい!
3 選んだなんて、言わなくていい!
4 ハッピーエンドは、もういい!
5 わからなくて、いい!

著者等紹介

貴戸理恵[キドリエ]
1978年福岡県生まれ。現在は東京大学大学院の博士課程に在学中。子ども・若者と学校の問題について考えている

常野雄次郎[ツネノユウジロウ]
1977年兵庫県生まれ。イギリスの大学を卒業。現在はフリーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zero1

59
何故、学校に行くのか?逆に言えば何故、不登校は増えているのか?不登校は病気か否か。また、不登校という選択なのか。これらの問いに人は【正解】を見つけようとし、答の候補が見つかっただけで安心してしまう。答はひとつではないし【理解したつもり】が厄介。後半出てくる【何故学ぶ?】の話はリベラルアーツに繋がる。厳然として存在する学歴差別?居場所の大切さと【自分の肯定】。【不登校エリート】にハッピーエンド。薄いが深い本。私が中高生なら読書感想文を書くかも。2022/07/28

たまきら

43
すごい主観。自己中心的で傲慢で、呆れるぐらい言いたい放題。自分のことばっかりで周囲を何だと思ってるんだコノヤロー!と不快になる。同時に苦しみが伝わってくる。怒りが伝わってくる。でも当事者の人たちはサクセスストーリーにすがるな、と言いたいだろうなあ。どうしてこういう人ばっか本になるんだよ!って。結局学歴かよ、結局社会に出なきゃいけないんだろって。誰に向けて書かれてるんだろ。自分にはご自身の気持ちの垂れ流しにしか感じられず残念でしたが、この本で学校第一主義の親御さんが揺らいで、息詰まってる子が減ればいいなあ。2022/08/12

19
不登校で苦しんでいる人たちのこと、もっと知りたいし近づきたいし、ほんのちょっとでもいいから助けになりたいと思ってる。でもそれはその人にとって鬱陶しいだけの場合なんかもあったりするだろうし、……わかりあうのは難しい。2018/05/04

ちびのミイ

9
次男坊の気持ちが少しでも解れば…と手に取った。「不登校」というと暗く重いイメージがあるが、文章は明るく読みやすい。当事者の考えや思いが勉強になった!義務教育は当たり前に行くべきとされている社会だが、「行かない」選択肢があってもいいのではないか…学校という教育システムに合わない、合わせられない子供がいるのはおかしいことではないという、私的には救われる内容だった。「不登校」とは良し悪しと決めつけることは出来ないものだ!と改めて感じた。不登校と少しでも関わりのある方はぜひ読んでほしい。「あとがき」に泣かされた…2016/08/05

速水 舞

5
誰もが、それぞれの学校観を持っているのだと感じた。本当に生きるってむずかしいな…2014/06/06

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