クリーニングのももやまです

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784652013281
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

内容説明

ももやまさんのお店には、いろいろなおきゃくさんが来ます。「すみません、きのう、おねがいしたのですが」がらり、がらりと、ドアをあけて入ってきたのは―ふしぎをはこんでくる、ふうがわりなおきゃくさんたち。小学校中学年から。

著者等紹介

蜂飼耳[ハチカイミミ]
詩人・作家。1974年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。詩集に『いまにもうるおっていく陣地』(中原中也賞)、『食うものは食われる夜』(芸術選奨文部科学大臣新人賞)など

菊池恭子[キクチキョウコ]
千葉県生まれ。武蔵野美術短期大学グラフィックデザイン科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

43
一話目から当たり前のように、お地蔵さんがよだれ掛けを受け取りに来てぎょっ!としたけど、そうゆう自由な世界観の物語だったのね。毎回の話の締めくくりが不意打ちというか、続きそうなのにふわりとかわしてどろん。しかも本当のラストもえっ?ももやまさーん!!と呼びとめたかったけど、彼には必要な時間なのね、きっと。私、待つわ!初読みですが、蜂飼さん気になる。他にも読んでみたいです。2018/01/09

メタボン

15
☆☆☆ ずっと昔に読んだ安房直子を思わせる読後感だった。人魚のひれを身にまとい自由になる最後はちょっと唐突だったけど、最初のおじぞうさんのよだれかけの話は印象的だった。(きっとよだれかけを染める場面が安房直子の「きつねの窓」を思い出させたんだろうな。)2013/07/11

千尋

12
挿絵に惹かれて図書館で借りてきた本*クリーニング屋さんを営むももやまさんのお店には不思議なお客さんがいろいろやってきます*読み終わってからの感想は正直・・内容はしっかりしたストーリーではなく、児童書としては面白味が欠けていたかなと思いました。最後のももやまさんの行動は一体何を意味しているのか・・謎がいっぱいです。2013/11/25

びすけっと

7
2011年11月刊。街中のクリーニング屋のももやまさんのところには不思議なお客さんがやって来ます。おじぞうさん、ゆきだるま、トラはとても分かりやすかった。最後の人魚には???。人魚のクリーニングを受けたことでももやまさんが自分探しの旅に出てしまったのはなぜだろう。読み込み不足かな。児童書なのにすっきりせずに追えた一冊でした。2016/03/07

ちいさな図書館

4
大人の童話ならばとても詩的で素敵なのだけれど、子どもの読むものとおもうとちょっと考えてしまうな。大きい人ならこの情感はいいかもしれないけれど、小さい人は悲しくなってしまうかもしれない。私は悲しくなってしまった。2014/04/26

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