感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
12
本のタイトルを付けたのは著者自身。しかし、決定までに不適切だの自主規制すべきだのすったもんだがあったという。障害者が自らのことさえ表現できない差別用語とは何だ。中身は反骨のエッセー集。タモリよりたけしが上、円楽より枝雀が上等、ところどころ毒を吐く。2019/10/07
がんぞ
5
小学校の頃、体育の幅跳びで「器用にキッチリ踏切線で跳ぶ」ということができた盲の同級生がいて「あいつのおかげで俺たちまで『なんで出来ないんだ』と言われる」とあるので、その頃は盲学校などなく必要なら子供時分から慣れている配慮をして溶け合っていたのだろう。著者はそういう社会を目指している。チャリティー番組の第一回に出て「お金を寄付するより、少しでも社会のあり方を変えていくことを考えて」と言うと司会の萩本欽一は「そんな水を差すようなことを…」とイヤな顔を。映画、麻雀が好き、お寺に観光に行く等に驚き。ゴキブリは苦手2015/01/26