20世紀の日本<br> 高度成長―日本を変えた6000日

20世紀の日本
高度成長―日本を変えた6000日

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784643970029
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0321

内容説明

経済「特急列車」が突っ走った。人々は列島の中を大移動した。気がつくと、洗濯機、冷蔵庫、テレビに囲まれていた。寿命は10年も伸び、3人に2人がサラリーマンに。が、振り向けば失ったものの数々、そして公害病患者のうめき―。「経済学」の枠を超え、同時代人の目であの灼熱の日々の意味を問う。

目次

第1章 今や昔―高度成長直前の日本
第2章 テレビがきた!
第3章 技術革新と企業経営
第4章 民族大移動
第5章 高度成長のメカニズム
第6章 右と左
第7章 成長の光と影―寿命と公害
おわりに 経済成長とは何だろうか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

23
1955年から70年迄の15年、6000日足らずの変化をマクロミクロのデータを織り交ぜて解説した良書。旺盛な設備投資と人口移動が主要因で、輸出と貯蓄が補助要因とする分析は腑に落ちました。いまの私達の生活を形作った「戦後最大のトピック」を負の側面も踏まえてうまくまとめています。2015/08/23

Mik.Vicky

5
私が生まれたのが丁度高度経済成長の終焉した直後だったが、小中学生の時はまだその余韻が残っており、日本には明るい未来が開けているような雰囲気が社会全体に残っていたような気がする。昔は良かった・・・とありきたりな感情が湧く。2016/09/15

Sumiyuki

1
名著。まさに日本を変えた高度成長。高度成長は、外需ではなく内需で達成された。@高度成長は耐久消費財の普及、人口移動と世帯数の増加を基底として、旺盛な設備投資によってもたらされた。2013/05/19

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