内容説明
時代は「病気」と共にいた。文明と一緒にコレラやペストがやって来た。占領軍は民主主義の夢とDDTを振りまき、奇跡の経済復興は次々と奇病を生んだ。日本近現代の波乱の来し方は、100年の「カルテ」にこそ刻まれている。いま爛熟時代のエイズ、そして老人社会。日本人はこの戦いに勝てるのか。
目次
第1章 前史としての戦前の医療
第2章 占領軍と医療
第3章 感染症との戦い
第4章 社会が生んだ疾病
第5章 医療構造の変化
終章 日本の医療を考える
時代は「病気」と共にいた。文明と一緒にコレラやペストがやって来た。占領軍は民主主義の夢とDDTを振りまき、奇跡の経済復興は次々と奇病を生んだ。日本近現代の波乱の来し方は、100年の「カルテ」にこそ刻まれている。いま爛熟時代のエイズ、そして老人社会。日本人はこの戦いに勝てるのか。
第1章 前史としての戦前の医療
第2章 占領軍と医療
第3章 感染症との戦い
第4章 社会が生んだ疾病
第5章 医療構造の変化
終章 日本の医療を考える