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内容説明
惨害の発生直後、現場からの報告。悪魔が赤い炎を吐き出し、放射能をまき散らす第4発電棟。災厄発生と同時に現地に飛んだイズベスチヤ紙記者が、関係者数百人に取材した衝撃のルポ。
目次
第1章 「原発が火事だ」
第2章 非常呼集
第3章 混乱した市民
第4章 事故後の市民生活
第5章 13万人の避難大作戦
第6章 黙示録の中のチェルノブイリ
第7章 放射能汚染と生態系
第8章 放射線障害
第9章 原子炉の埋葬
第10章 チェルノブイリの教訓
第11章 「プーキシン広場5番地」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
6
この本で主張されていることは、 「原発事故の収束のために、いかに原発作業員や消防士や科学者が尽力したか」「原発事故の収束のために失われた人命が、いかに尊いか」「ソ連という国が、いかに原発事故を反省しているか」「その反省を活かして、いかにしてソ連がこれからも原発を推進していくか」・・・ということです。「ちゃんと反省したからこれからも原発を推進します」という当時のソ連の方針にはゾッとしますが、全く反省しないどころか人命の尊さも顧みないまま原発を推進しようとしている日本には、もっとゾッとします。 2014/02/17
E3
0
再読。2011/03/16