吾妻鏡の方法―事実と神話にみる中世

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  • サイズ B6判/ページ数 321,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642077712
  • NDC分類 210.42
  • Cコード C1021

出版社内容情報

東国に生まれた初の武士政権誕生と再生の歴史。包括的で本質的な作品論と、綿密で丹念な分析により迫る鎌倉時代の最重要史料『吾妻鏡』の世界。今ここに鎌倉政権像が鮮やかに再現され、その時代がよみがえる。新たに、記事の特質・利用法などを示し、編纂時期や編纂者などをも解き明かす、書き下ろしの第Ⅲ部を増補。各界絶讃の名著、最新の決定版。,"

〈主な目次〉はしがき/序章=『吾妻鏡』の時代(世界のひろがり/銭の流通にのって/説話が語る東国/東国の幕府、幕府の東国/東国の法/鎌倉の法/常陸国と親鸞)/第Ⅰ部(『吾妻鏡』の構想/合戦記の方法/『吾妻鏡』の構成と原史料)/第Ⅱ部(源 実朝―将軍親裁の崩壊/鎌倉前期の幕府法廷/執事・執権・得宗―安堵と理非)/第Ⅲ部=『吾妻鏡』の筆法(『吾妻鏡』に載る文書/交名を探る/地の文を考える/『吾妻鏡』の編纂者)""",

内容説明

東国に生まれた初の武士政権誕生と再生の歴史。鎌倉政権像が鮮やかに再現され、その時代がよみがえる。新たに、編纂過程や特質・利用法などを解き明かす、書き下ろしの第3部を増補。各界絶讃の名著、最新の決定版。

目次

『吾妻鏡』の時代
『吾妻鏡』の構想
合戦記の方法
『吾妻鏡』の構成と原史料
源実朝―将軍親裁の崩壊
鎌倉前期の幕府法廷
執事・執権・得宗―安堵と理非
『吾妻鏡』の筆法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

9rikaz00

1
案外と将軍権力というのは頼家以降も衰えたわけではなく、だからこそ北条氏が血道を上げて権勢を強めようと努力するさまが歴史書という立場からも見えてくるのがおもしろい2011/08/03

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