出版社内容情報
東国に生まれた初の武士政権誕生と再生の歴史。包括的で本質的な作品論と、綿密で丹念な分析により迫る鎌倉時代の最重要史料『吾妻鏡』の世界。今ここに鎌倉政権像が鮮やかに再現され、その時代がよみがえる。新たに、記事の特質・利用法などを示し、編纂時期や編纂者などをも解き明かす、書き下ろしの第Ⅲ部を増補。各界絶讃の名著、最新の決定版。,"
〈主な目次〉はしがき/序章=『吾妻鏡』の時代(世界のひろがり/銭の流通にのって/説話が語る東国/東国の幕府、幕府の東国/東国の法/鎌倉の法/常陸国と親鸞)/第Ⅰ部(『吾妻鏡』の構想/合戦記の方法/『吾妻鏡』の構成と原史料)/第Ⅱ部(源 実朝―将軍親裁の崩壊/鎌倉前期の幕府法廷/執事・執権・得宗―安堵と理非)/第Ⅲ部=『吾妻鏡』の筆法(『吾妻鏡』に載る文書/交名を探る/地の文を考える/『吾妻鏡』の編纂者)""",
内容説明
東国に生まれた初の武士政権誕生と再生の歴史。鎌倉政権像が鮮やかに再現され、その時代がよみがえる。新たに、編纂過程や特質・利用法などを解き明かす、書き下ろしの第3部を増補。各界絶讃の名著、最新の決定版。
目次
『吾妻鏡』の時代
『吾妻鏡』の構想
合戦記の方法
『吾妻鏡』の構成と原史料
源実朝―将軍親裁の崩壊
鎌倉前期の幕府法廷
執事・執権・得宗―安堵と理非
『吾妻鏡』の筆法