内容説明
日本の研究成果をふまえ、東アジアに展開するシャーマニズムの比較研究を推し進める著者一連の論考をまとめている。日本・韓国・中国の冥婚習俗や日韓巫俗の比較研究は、比較民俗学の新しい可能性を開示した貴重な成果である。日本巫俗の特徴を世界的視野でとらえることを提唱して体系化を企図し、今後のシャーマニズム研究の課題を提示する。
目次
第1編 シャーマニズム研究の展望
第2編 南島シャーマニズムの諸問題
第3編 沖縄の民俗宗教
第4編 巫俗の宗教的展開
第5編 冥婚とシャーマニズム
第6編 日韓巫俗の比較研究
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