歴史文化セレクション<br> 江戸の高利貸―旗本・御家人と札差

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歴史文化セレクション
江戸の高利貸―旗本・御家人と札差

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642063456
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C1321

内容説明

最も江戸的な高利貸ともいえる札差。享保九年株仲間を結ぶ以前の状況から、幕府権力と癒着した十八世紀中期の発展、寛政・天保改革の債権帳消し令、維新前後の営業分析など、金貸し商人の実態を探る。

目次

ニッポン高利貸資本論
札差の登場
十八大通
棄捐令
文化・文政の繁栄と天保改革
維新、そして滅亡

著者等紹介

北原進[キタハラススム]
1934年東京都に生まれる。1961年立正大学大学院修士課程修了。立正大学教授、江戸東京博物館都市歴史研究室長などを経て、立正大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wang

0
江戸で旗本御家人相手に大儲けした札差に関する本。株仲間結成から幕末まで。商人と武士の契約関係や荒稼ぎの仕組み、莫大な利益で生まれた大富豪の生活と落ちぶれた武士の暮らし。そして借金棒引き令。公務員の絶対安全な禄米を担保に何年分も前借りさせ利息で元金返済もままならない儲けの仕組み。にも関わらずあの手この手のせこいだましをするのはかっこ悪い。十八大通と粋がっても実態は成金の無駄遣い比べ。が棄捐後は派手な遊びは慎み、文化に傾倒する姿は粋。棄捐後も利益を得続けながらも苦労している実態を知れた。良書。2015/02/19

tuuli

0
旗本・御家人と札差との関係が解る。(しかし数学が苦手な為、貸し借りについての数字や仕組みが大雑把にしか理解できなかった・・・)歴史として見る時、良くも悪くも札差が有ってこそ、江戸の「粋」や「通」な文化も産まれたのだろうから、札差の存在無くして江戸物語は語れない!?そんな面白味が札差には有るのだろう。札差しの始まりや衰退の前後についても、もう少し詳しく知りたかった。2014/12/30

wuhujiang

0
蔵米取武士たちの金融業者であった札差について扱った本。武士の生活を圧迫していたのが札差からの借金であったとは知っていた。違法に近い手段で金(米)を巻き上げ、さぞかし豪勢な暮らしをしていたのだろうと思っていたが、本書を読むとそれは一面にすぎないことがわかった。確かに規格外に儲けている連中はいたが、一方で廃業したり幕府から圧迫されたり柄の悪い武士におどされたりとうまい話だけではない。幕府と札差の攻防といった面も知れて読みごたえがあった。2021/04/16

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