東アジアの動乱と倭国

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東アジアの動乱と倭国

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  • サイズ B6判/ページ数 264,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642063111
  • NDC分類 210.19
  • Cコード C1321

内容説明

二世紀に成立した倭国は、東アジア諸国との交流で発展すると同時に、戦いにも巻き込まれてゆく。倭国大乱、百済・加耶諸国の紛争、白村江の戦への過程を検証。激動の国際情勢のなかで、倭国が経験した戦争と外交を描く。

目次

倭国の登場―プロローグ(倭国の存立と東アジア;東アジアの動乱の時代;本書の構成)
1 百済の対高句麗戦争と倭国(倭・百済関係の形成;倭の五王の外交と内政;百済の滅亡と復興)
2 加耶諸国をめぐる紛争(「任那四県割譲」と己〓(ぶん)・帯沙をめぐる問題
南加羅・〓(とく)己呑と近江毛野の出兵
「任那復興会議」と倭国)
3 白村江への道程(倭国の「任那復興」策と百済の動向;朝鮮三国の接近と倭国の方策;東アジア情勢の変動と倭国の選択)
白村江の敗戦―エピローグ

著者等紹介

森公章[モリキミユキ]
1958年岡山県に生れる。1988年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東洋大学教授・博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

河童

4
現在の日韓関係や日中関係を探るには古代の歴史に学ぶ必要があると思います。外交下手で世界戦略をもたない現在の日本は、倭国の時代から地政学的に恵まれた平和ボケの国民性が根付いた結果なのかと感ずる。白村江での敗戦から得るべき教訓は多いのではないか。2018/01/26

印度 洋一郎

3
古代の倭国(日本ではない)を東アジアの一部という視点で見てみると、常に大陸側の状況が国内にリンクしているのがよくわかる。只、海で隔てられているせいか、どうもワンテンポずれたようなリアクションをしているのだが。その結果が白村江の敗戦であり、このために更に大陸側との関係に距離が出来てしまい、良く言えば一国平和を謳歌し、悪く言えば厳しい国際政治と無縁のままで過ごしてしまう。その影響は多分今でも続いている。その他、百済王宮の倭人系官僚や、加羅にいた”倭僑”とも言うべき人々など半島の倭人勢力の話も面白かった。2010/11/17

まじょるか

1
古代の東アジアの戦争、領土争い、外交の権謀術策が渦巻く生々しい姿が伝わった。▼中国や朝鮮が経験していたこの激しい世界情勢に倭はついてゆけず、白村江の敗戦まで主に国内事情による外交だった。この外交オンチの問題は現在まで尾を引いているのでは。という内容の著者のまとめはドキッとさせられる。2014/12/21

kozawa

1
amazonコメント欄でも今のところ好評?各国歴史書の記述も見ながら他の史料の結果も踏まえながら詳細な記述を試みている。公平を期している努力もあるし、詳しさとわかりやすさの両立もよいので、読み物としてはいい。学術的な正しさについては判断しかねると逃げ2009/08/31

4610tosan

0
日本という国の成立時期と内部の権力関係が分かる本でした。外交から「国家」が生まれるのでしょう。卑弥呼から五王時代、韓半島と九州北部、大陸の王朝、ヤマト王権の実態、だいたい、この頃の人たちは何語を話していたのでしょうね。北九州と任那、百済とヤマト、新羅、高句麗と対応する日本国内勢力、国内の豪族勢力の分布などなど、隋唐時代に対応した日本の独立路線などなど、その後の平和な内向き国家のカタチが出来た時代で興味がつきません。2013/03/10

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