歴史文化ライブラリー<br> 洛中洛外図屏風―つくられた“京都”を読み解く

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歴史文化ライブラリー
洛中洛外図屏風―つくられた“京都”を読み解く

  • 小島 道裕【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 吉川弘文館(2016/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642058223
  • NDC分類 721.4
  • Cコード C0320

出版社内容情報

京都の名所と市街、人々の姿を描いた洛中洛外図屏風。室町から江戸にかけての長い間、多くの作品が描かれ続けたのには訳があった。将軍御所や武家・公家の屋敷、庶民の風俗、祭礼行事や暴力場面など、屏風絵に込められた膨大な情報から描かせた人々の思いを読み解く。作品の個性と関係を明らかにしながら、人々を魅了した洛中洛外図の世界へと誘う。

内容説明

京都の名所と市街、人々の姿を描いた洛中洛外図屏風。室町から江戸にかけての長い間、多くの作品が描かれ続けたのはなぜか。屏風絵に込められた膨大な情報から描かせた人々の思いを読み解き、洛中洛外図の魅力に迫る。

目次

洛中洛外図屏風を読むにあたって―プロローグ
洛中洛外図屏風とは(洛中洛外図屏風の見方;洛中洛外図屏風の成立)
初期洛中洛外図屏風(四つの作品―「第一定型」の構図;室町幕府と細川邸―政治的背景を読む;都市風俗を読む;発注者と作者、そして系譜)
近世における展開(「権力者とその都市」の屏風;徳川幕府と洛中洛外図屏風;都市風俗とバイオレンス―舟木本;「寛永行幸」の前後;洛中洛外図屏風の再生―「嫁入り屏風」としての洛中洛外図)
名所絵としての洛中洛外図屏風、そしてその後―エピローグ

著者等紹介

小島道裕[コジマミチヒロ]
1956年、神奈川県に生まれる。1980年、京都大学文学部史学科卒業。1985年、京都大学大学院博士課程単位取得。現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamahiko

13
近日、岩佐又兵衛展が開催されるため一読。洛中洛外図にはいくつかの類型があり、また、描かれている建物な等からパトロンが類推できることを知った。私のような入門者にはお薦め。2016/07/20

月をみるもの

11
桓武の妄想から生まれたダメダメな都=平安京 ( https://bookmeter.com/books/11214321 ) が、(町民ではなく)武士の力によって新しい街、京都へと生まれ変わる。 https://www.youtube.com/watch?v=Hb2PUjMnD1U2019/09/10

クサバナリスト

11
洛中洛外図屏風は、1枚ものだとずっと思っていたが、色んな版があることを初めて知った。本著は、その各版に基づき、解説するもので、時代の変遷等とても興味深いものであった。京都の街に詳しければもっと楽しめたかもしれない。2016/06/19

chang_ume

7
洛中洛外図屏風の成立と変形。歴博甲本をはじめ、京都内部の支配者層による政治的表象から、舟木本を画期とした都市風俗図への変遷を描く。名所図会化する江戸中期以降の展開も。二条城を描く「第二類型」の登場と普及については、豊臣政権の京都改造を画期とした「都市の時代」幕開けならではの現象と読み解く。各地に誕生した近世城下町群のいわばモデルとして、洛中洛外図屏風が受容されたとの解釈ですが、果たしてどうかな。また先妻から後妻に行使される「後妻打ち」の暴力描写など、絵画資料ならではの社会史的視点も示唆に富むものでした。2019/10/07

アメヲトコ

7
同じ吉川からの『戦国期の京都を読む』の続篇。前著が歴博甲本を重点的に扱ったのに対し、こちらでは初期のものから近世のものまで幅広く取り上げられています。舟木本についての読みがなかなか興味深いです。黒田さんの本(未読)とも読み比べねば。2016/06/05

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