内容説明
古代の都はいかに移り変わってきたのか。頻繁に遷都が行われた飛鳥・難波の宮から千年の都平安京まで、都城の役割と遷都の意味を検討。「動く都」から「動かない都」へと転換した理由を解明し、古代都市の成立に迫る。
目次
都城の役割と遷都―プロローグ
歴代遷宮の段階
倭京の形成と近江・難波「遷都」
浄御原宮と新城
藤原京の成立
平城京から長岡・平安京へ
「動かない都」への転換―エピローグ
著者等紹介
仁藤敦史[ニトウアツシ]
1960年、静岡県に生まれる。1982年、早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。1989年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学(日本史)専攻満期退学。現在、国立歴史民俗博物館研究部教授・総合研究大学院大学文化科学研究科教授(併任)、博士(文学)早稲田大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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