内容説明
室町時代、禅僧たちは好んで水墨画を鑑賞し、画僧らが盛んに絵筆を握り、多くの作品が誕生した。彼らはそこに何を描き込んだのか。豊富な図版と共にその魅力を紹介。室町水墨画の中に、人と人の温かな交流を照らし出す。
目次
水墨画の世界―プロローグ
水墨画のなかの風景
詩画に興じる禅僧たち
禅僧たちの風流
異国の名勝に心遊ばせて
大乱のあとさき
著者等紹介
高橋範子[タカハシノリコ]
1957年大阪府に生まれる。1981年帝塚山学院大学文学部美学美術史学科を卒業。現在、正木美術館主席学芸員
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