内容説明
キッコーマン・ヤマサ・ヒゲタなどに代表され、日本の食卓に欠かせない調味料=醤油。関西や関東、北部九州を中心に、大手や地方中小メーカーの工夫を凝らした開発・販売の軌跡を辿り、「日本の味」誕生の舞台裏を描く。
目次
日本の醤油とは―プロローグ
国際的商品となった日本醤油(醤油の国際化;醤油の原料;海外での生産と消費)
関西地方の醤油醸造(関西の三つの産地;湯浅の醤油醸造業;龍野の醤油醸造業;小豆島の醤油醸造業)
関東地方の醤油醸造(銚子の醤油醸造業;野田の醤油醸造業;江戸崎の醤油醸造業;農村地域の中小醤油醸造業)
北部九州の醤油(醤油の味のちがい;福岡の醤油の歴史)
醤油あれこれ―エピローグ
著者等紹介
林玲子[ハヤシレイコ]
1930年生まれ、1965年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、流通経済大学名誉教授・経済学博士
天野雅敏[アマノマサトシ]
1948年生まれ、1977年神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了、神戸大学大学院経済学研究科教授・経済学博士
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