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歴史文化ライブラリー
激動昭和と浜口雄幸

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055802
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0320

内容説明

崇高な理念のもと、激動の昭和初期をリードした政党政治家“浜口雄幸”。その政治構想を、山東出兵から満州事変へと続く時代背景とともに、外交・内政の両面から描き出す。我々はこの歴史的経験から何を学ぶのか。

目次

戦間期政党政治への歩み―プロローグ
田中内閣の外交と浜口―北伐期中国と日本
田中内閣の内政と浜口―政党政治の混迷
浜口内閣期の外交構想―対中・対米英政策の再構築
浜口内閣期の内政構想―政治・経済の再生にむけて
ロンドン海軍軍縮条約―軍令部・議会・枢密院
条約批准後と浜口の死―エピローグ

著者等紹介

川田稔[カワダミノル]
1947年、高知県に生まれる。1978年、名古屋大学大学院法学研究科博士過程単位取得。現在、名古屋大学大学院環境学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズツキ

4
世間的には知名度は低いけども日本の近代史を語るうえでは前任の田中義一と共にかなり重要だと思う浜口雄幸。本書は概説として中々の出来だと思います。2014/10/24

1
めっちゃわかりやすい。浜口に絡めて田中内閣の経過も詳細に載せているので勉強になる。昭和史に関する種々の安易な誤解を解こうとする点も良い。浜口の緊縮財政は単なる財政再建のためではなく、金解禁や産業合理化による国際的な競争力強化のためと強調。金解禁直前での未曾有の大恐慌という不運、政友会の無駄な積極財政に反対して緊縮財政を信条としてきたため、社会政策は重要視していたがケインズ政策が取れず。加藤寛治は岡田と末次の板挟みで態度もゆらゆらしていた。ただ一貫して浜口礼賛するよりは問題点の指摘もして欲しかった。2022/04/01

でん

0
昭和初期を民政党側の視点から。そんなに細かいことは書かれていないけれど、浜口の一貫した主張を整理しなおすにはちょうど良かった2013/01/19

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