歴史文化ライブラリー
女人禁制

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  • サイズ B6判/ページ数 225,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055383
  • NDC分類 162.1
  • Cコード C0320

内容説明

女人禁制はなぜ生まれたのか。古来より山岳寺院や修験の山々は女性の参拝や修行を拒否してきた。今では女性差別とも見られる女人禁制を支えた思想背景を仏教教義や伝承に探りながら、日本人の穢れの観念を捉え直す。

目次

女人禁制への視角
大峯山の現状
山と女性
女人結界
仏教と女性
穢れ再考

著者等紹介

鈴木正崇[スズキマサタカ]
1949年、東京都に生まれる。1979年、慶応義塾大学大学院博士課程修了。現在、慶応義塾大学文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hi

1
わかったようなわからんような。山への女性立入禁止が女性差別ではなく宗教的、社会的、文化的な伝統だとしても、差別を生み出す装置にはなってるんじゃないの……雨が降ったら「さては女が立ち入ったな」って発言するのは差別でしょ。女人禁制の歴史を見ることは女性差別構築の歴史を見ることでもあるし…なんかな〜2020/11/19

0
再読なので飛ばし読み多かった。内容の難しさはそのせい・私の知識不足として、論の展開の仕方が分かりやすかったように思う。参考文献として、もう一度読む。2012/12/23

Tomochum

0
「女人禁制」が現代の価値観で差別かどうかを語る本でなく、どこにどういう女人禁制の場所があったか、そして今現在「ある」か、どんな経緯を経て「解禁」されたか、またされようと試みたか、という本。アニミズム・シャーマニズムから、女性が排除されていく過程について考えるきっかけになる。2011/12/07

たかとお

0
調べ物ー(´_`)で全部読む必要はないと思うのだが。(30P読めれば全部読める気がして)歴史民俗伝承の話は面白かった。宗教は難しい…。2010/06/27

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