歴史文化ライブラリー
海外観光旅行の誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055345
  • NDC分類 689.21
  • Cコード C0320

内容説明

明治末期、新聞社のイベントとして登場した日本初の海外観光旅行は、欧米に追いつき帝国へとのし上がる物語の一環だった。「見る」「見られる」という観光のまなざしに秘められた、近代日本の自意識を浮彫りにする。

目次

観光の視線―プロローグ
観光旅行の成立―見る主体の形成
満州韓国旅行―帝国民の視線
日本初の世界一周旅行
観光客に見られる日本、見せる日本
第二回世界一周会と日英博覧会
屈折する自意識―エピローグ

著者等紹介

有山輝雄[アリヤマテルオ]
1943、神奈川県生まれ。1967年、東京大学文学部国史学科卒業。1972年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。現在、成城大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

も~り~

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朝日新聞社の政策としてに日本で初めて、海外観光旅行が企画・催行された。そして、その行き先が満州・韓国。さらに、観光のまなざしなど、かなり勉強させられました。メディア・イベントね。2013/04/10

negadaikon

0
明治末期の新聞社主催旅行団の話2019/01/15

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