内容説明
現在、多くの人々が働いている「会社」というものは、日本でいつごろ、どのようにして誕生したのか。西洋から輸入した「会社」というシステムが日本全土を覆っていった原因をさぐり、「日本株式会社」の原風景を描く。
目次
会社の発見
会社の奨励
会社の先駆
会社の勃興
会社の普及
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
1
e253、明治初期の鉄道周囲事情や金融、財閥などの成立前の事情が知りたい、という理由で手を伸ばしたんですが、まあまあの内容でした、というより製紙会社(→王子製紙)って固有名詞かわからんかったwww 他に日本鉄道(日本初の私鉄)とか元飛脚の合弁である内国通運とか、馬車鉄道とか海上保険とか、政府の仕事を請け負うか肩代わりするなどの事情で作られたものが一通り進み、国立銀行も乱立して、そのあとでようやく両毛鉄道などを皮切りに一般の会社が登場、というような流れです、が、どの会社事情もいろんな内実含んでて面白いなぁ。2014/09/10
左京大夫
0
データの羅列のような部分があり、一般書としては理解しにくい面がありました。2021/04/12